自動車免許の合宿で不合格になることはあるの?不合格にならないためにはどうすべき?

自動車免許合宿は教習所の用意した宿泊施設に泊まりながら免許取得を目指すので、大抵2週間から3週間という極めて短い時間で免許を取ることができます。そんな合宿免許について「合宿免許は不合格になりにくい」という噂を聞いたことがある方も多いと思います。

そこで今回は免許合宿で不合格になることがあるのか、また不合格にならないためにどうすればいいかについて解説していきます。

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合宿免許の仕組みって?

合宿免許では、教習所の決めたカリキュラムに従って毎日朝から夜まで自動車免許の取得に関わる勉強をしていくことになります。家から教習所に通って免許を取るということになると「なんだか今日は教習所に行く気分じゃないから休んでしまおう」とか「実技の予約が取れなくてなかなか教習が進まない」ということが起こり、当初の計画通りに教習が進まず免許を取るのにかなりの時間がかかってしまうことがあります。

しかし、教習所が初めから全てのカリキュラムを組んでくれている合宿免許では、順調にいけば計画通り短期間で免許が取れるのです。

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実技で不合格になることはある?

計画通りに免許が取れるとされている合宿免許でも計画通りに進まないことがあります。

それは第一段階の最後に行われる修了検定や合宿免許最後の日に行われる卒業検定に落ちてしまった場合です。合宿免許は通学教習に比べて検定に受かりやすいという噂もありますが、法律の求める基準に運転技術が達していないと判断されれば当然不合格になります。

そのような場合には、通常1時間の補講を受けた後に再度検定を受けることになります。合宿免許を申し込む際に何度検定を受け直しても追加料金が発生しないというプランで申し込んでいれば料金が発生する心配はありませんが、そのようなプランに申し込んでいない場合には補講ごとに追加料金が発生するので注意してください。

また試験ではなく普段の教習で不合格になるという場合もあります。普段の教習ではその時間に達成しなければならない「坂道発進」や「S字クランク」といった項目が定められており、その項目ができるようになったと教官に判断されれば合格のハンコがもらえて次の教習に進むことができるという仕組みになっています。

したがってある教習で不合格と認定されてしまうと、合格のハンコをもらえるまで何回もその項目の教習に取り組まなければならなくなるのです。

学科で不合格になることは?

実技で不合格になるというだけでなく、学科で不合格になるというケースもあります。教習所では主に3回学科試験を受けることになります。1回目は仮免前効果測定、2回目は仮免許学科試験、3回目は卒検前効果測定です。

1回目の仮免前効果測定は50問で9割以上取れば合格することができ、これに合格しなければ仮免許学科試験を受けることができません。2回目の仮免許学科試験は第1段階の実技と学科を終えて、修了検定に合格し、仮免前効果測定に合格すると受けることができます。

これも50問で9割以上取れば合格で、これに合格することでようやく仮免許を取得することができるのです。3回目の卒検前効果測定は、その名の通り卒業検定の前に受けなければいけないもので、これに合格しなければ卒業検定を受けることはできません。

試験の内容としては、免許合宿を卒業した後に自分の住所地にある運転免許センターで受けなければならない本試験に向けた模擬試験のようなものになっています。

実技や学科で落ちると追加料金はかかる?

学科試験に落ちた、または日頃の教習や実技試験で不合格になったという場合には基本的に当初決められていた期間では教習を終えることができず、宿泊期間が長くなるため延泊しなければならないということになります。延泊しなければならなくなった場合には追加料金が課せられます。

また、先ほども言ったように実技で不合格になった場合には延泊料金に加えて補講料金が課せられることがあるので注意してください。

実技で不合格にならないために気をつけるべきこと

実技で不合格にならないために気をつけるべきことは、「リラックスして運転する」ということです。車を運転するときに少しでも気を抜けば命に関わる大事故につながる可能性があることから、肩に力が入りすぎてしまう人がいます。

もちろん緊張感を持って運転することは大切なことですが、あまりにも緊張して運転すると視野が狭くなって標識を見落としてしまったり、集中するあまり教官の指示が耳に入らなくなるということがあります。標識を見落としたり、教官の指示を聞かないと一発で不合格になるので気をつけましょう。

また、運転中にちょっと失敗をしたり教官に怒られたりするとそのことで焦ってしまうという人がいます。運転中に焦ってしまうとそれが原因でまた失敗をしてしまい、さらに焦ってしまうという負の連鎖が起こる可能性があります。

運転中に焦らないためにも「運転中はリラックスする」ということをよく覚えておきましょう。さらに「失敗を次に活かす」ことも大切です。普段の教習や検定で失敗をしてしまい不合格になってしまうと落ち込みますよね。

そこでただ落ち込むだけで落ちたことを次に活かそうとしない人がいますが、そのような人はまた同じような失敗をしてしまう可能性が高いです。落ちてしまったことを悔やむだけでなく、なぜ自分は失敗をしてしまったのかを自分なりに考え、時には教官のアドバイスももらいながら同じような失敗をしないようにすることで格段に運転は上達し、再び同じ失敗をすることはなくなるでしょう。

学科試験で不合格にならないために気をつけるべきこと

学科試験で不合格にならないためにはとにかく「普段の学科の授業を真面目に聞く」ということが大切です。座って教官の話を聞いているだけだと確かに眠くなってしまうこともあるでしょう。しかし自分で学科試験に向けて勉強をするときに、学科の授業を真面目に聞いていたからある程度は頭に入っているという人と、全く授業を聞いていなかったから一から自分で学ばなければならない人との間には大きな差が生まれます。

1時間1時間の授業を大切にするようにしましょう。また、学科試験で不合格になる人の特徴として「効果測定を力試しだと思っている」ことが挙げられます。効果測定は仮免許学科試験や合宿所を卒業した後に受ける本試験に向けた模試ですからしっかりと勉強して臨まなければなりません。

それにもかかわらず効果測定は力試しだと思って何も勉強せずに臨む人がいます。全てマルバツ問題ですので偶然受かってしまうことがありますが、効果測定に偶然受かったからといって仮免許学科試験や本試験でも偶然受かるということはありません。

効果測定だからと言って軽く考えずにしっかりと勉強して臨むようにしましょう。

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