合宿免許で自動車免許を最短取得!仮免って何?落ちるとどうなる?

免許合宿のメリットは、2週間程度と短期間で卒業できることと通学するより費用が安く済むケースが多いことです。しかし、これはスムーズに教習が進んだ場合に限ります。なんらかの理由で卒業が延び、その分費用がかさんでしまうことは珍しくありません。

期間が延長する理由はいくつかありますが、仮免に落ちるケースが多いです。ここでは、仮免とは何か、免許合宿で不合格になるとどうなるかを説明します。

合宿免許に参加!卒業まではどんな流れ?

まずは、合宿免許で入校してから卒業するまでの大まかな流れをみていきましょう。まず、入校当日は、手続き行って説明を受けた後、適性検査があります。その後、先行学科を受けて教習のスタートです。教習は大きく第1段階と第2段階に分かれます。

第1段階では、学科教習で基本的な知識を学び、技能教習では教習所内で運転の基礎を習得します。学科が終われば「効果測定」が、技能教習の最終時限では「みきわめ」が行われます。この2つに合格すると、修了検定と仮免学科試験です。

合格すると仮免許が取得でき、第2段階がはじまります。第2段階では、学科教習はより実践的な内容を学ぶことになります。技能教習は教習所内だけでなく路上に出て運転するようになります。技能教習の最後には、再び「みきわめ」が行われ、クリアすればいよいよ卒業検定です。

卒業検定も合格すれば、免許合宿は卒業となります。なお、たまに誤解している人がいますが、免許合宿を卒業しても免許が取得できるわけではありません。住民票のある自治体の運転免許試験場で本免学科試験を受けて合格する必要がありますので、注意しましょう。

⇒合宿で自動車免許を取得するメリットは?条件や住民票など必要なものを知っておこう!

そもそも仮免って何?

合宿免許の第1段階から第2段階に移行するときに受ける必要があるのが、仮免と呼ばれる試験です。これは仮運転免許の略称で、第2段階で路上に出て運転するのに必要となります。仮免試験には学科試験と技能試験(修了検定)があり、両方とも合格しなければいけません。

仮免試験を不合格になると第2段階に進めませんので、合格するまで再受験することが必要です。

仮免の技能検定ってどんなことをするの?

仮免の技能試験を受けるには、「みきわめ」というチェックに合格する必要があります。「みきわめ」とは、仮免を受けられるだけの技量が身についているかどうかを計るものです。もしも、「みきわめ」を受けて合格基準に達していないと判断された場合は、技術を習得できるまで追加で補修を受けなければなりません。

仮免の技能試験では、基本的な運転技術を備えているかどうかが確認されます。試験の形式は、検定員が助手席に座り、教習所内のコースを走る様子を採点していくというものです。また、採点は100点からの減点方式で行われ、何もなければ満点のままですが、信号を無視したなどのミスがあれば減点されてしまいます。

一種免許の合格ラインは70点以上です。運転中に70点を下回ると、その時点でストップがかかってしまいますので慎重に運転しましょう。試験の課題となるのは、周回コース、カーブ、坂道発進、クランクなどです。普通は教官以外に他の生徒も同乗し、順番に試験を受けます。

教官に加えて他の生徒にも運転を見られるということもあって、過度に緊張してしまい、普段の教習ではしないようなミスを犯すことがしばしばあります。試験を受ける前には深呼吸をするなどして、できるだけ落ち着くようにしましょう。

仮免の学科試験ってどんなことをするの?

仮免の学科試験を受ける前には、「効果測定」を受けてクリアしておく必要があります。「効果測定」とは、仮免学科試験を受けるだけの知識が身についているかを図る模擬試験のようなものです。試験はマークシート方式で行われ、50点満点のうち45点以上で合格となります。

合格すれば、いよいよ仮免許学科試験です。仮免許の学科試験では、交通マナーの知識や交通ルールを理解しているかどうかを確認します。出題形式のメインは〇×方式で、9割以上の得点で合格です。ほとんどが〇×問題ということもあり、きちんと学科教習を受けて勉強していれば、あまり心配をすることはないでしょう。

ただし、中にはひっかけのような問題もありますので、慌てずじっくりと問題を読んで解くことが大切です。

合宿免許で仮免に落ちたらどうなる?

教習所に通学する場合と免許合宿に参加する場合とでもっとも大きく異なるのは、卒業までにかかる期間です。通いではカリキュラムの予定を確認し、空いているところに予約を入れていきます。そのため、教習カリキュラムと自分の都合が合わず、なかなかスケジュールが組めないということもよくあります。

しかし、免許合宿ではあらかじめスケジュールが組まれ、その通りに進めていきますので、最短で2週間程度での卒業が可能です。

ただし、これは教習がスムーズに進み、検定にも一発で合格した場合です。もし、仮免試験が不合格だった場合、まずは規定の補習を受ける必要があります。その後に再び試験を受けることが必要です。仮免試験は実施日が決まっており、1日に2回以上行われることはありませんので、再受験する場合は次の実施日まで待たなければいけません。

そして、仮免を取得しない限り第2段階に進めないため、その間の教習はストップすることになります。すると、必然的にカリキュラムの進行に遅れが生じ、卒業も延びることになるのです。合宿免許は宿泊施設に寝泊まりして教習所に通うスタイルです。

卒業が延びれば、その分延泊しなければなりません。つまり、仮免に落ちると、滞在費や食費などがかさむことになるのです。また、仮免試験を再受験する場合は、その都度受験料が必要となります。ただし、合宿免許のプランによっては保証がついていることがあります。

これは、卒業が延びた場合にかかった費用は負担しなくて良いというものです。保証される内容はプランによって異なりますので、契約前によく確認しましょう。

⇒自動車免許を取得するなら合宿がおすすめです。

不合格で強制帰宅させられる場合があるって本当?

仮免の学科試験に3回落ちたら一時帰宅させるという決まりのある教習所は多いです。これは、いったん地元に戻って落ち着いた環境でしっかり勉強した方が合格しやすいだろうという考えによるものです。また、学科試験に合格するためだけに何日も宿泊するのは無駄が大きいということもあります。

学科試験で3回不合格となり帰宅させられた場合は、地元の運転免許試験場で学科試験を受験し、合格したら合宿地に戻って教習を進めます。通常、合宿免許のプランには交通費は含まれていますが、強制帰宅となった場合にかかった往復の交通費は自己負担となります。

仮免が不合格になると金銭的な負担が大きくなりますので、なるべく1度で合格できるようにしっかり勉強しましょう。